黒甜楼の制作活動誌:インディーズ電子書籍

インディーズでライトノベルの電子書籍出版を目指して活動中

小説制作記_①アイデア出し_~H30/8/19

どうも、黒甜楼主です。

 

前回宣言したとおり、現在制作中の小説について製作記録をまとめていきたいと思います。

今回は最初に行った手順。すなわちアイデア出しについて、私が辿った過程をまとめていきましょう。

 

 

以下、制作を始めた私のアイデア出し過程。

小説制作の手始めとして、やっぱりどんな小説にするか考えないといけないので、一番最初に行う作業は、どんな小説を書くか考えることになるでしょう。

 

では、自分が書きたい小説とはどんなものなのだろうか……?

それはもちろん、異世界転生!!技術チート!!俺TUEEEE!!

 

舞台は……?

それはもちろん、中世ヨーロッパ的な感じ!!

魔物がいて、ダンジョンがあって、冒険者的な存在も欲しい。

 

まぁこの辺りは当然でしょう。第一作という事でTheなろうの様式をバンバン踏襲していきましょう。

古典的なテンプレートでは、現実でトラックに轢かれた主人公が転生して、チートスキルをもらって、レベルを上げながら知識や技術で大活躍をするというのが一通りの流れですが、さすがにそれでは味気ない。

なにより、そういう話ではもう自分が満足できないから小説を書こうと思ったわけで。

 

では、これに替わるアイデアを考えないといけない。

どこか遠くの誰も知らない世界に行って、そこは危険がいっぱいで、主人公は強大な力を持っていて、それを現地民に見せつけて大活躍。主人公は冒険を通して自由で独立した人間に成長する……そんな話を書くためのアイデアを。

 

しばらく悩んでいた私ですが、ある日突然これは良いと思えるアイデアを思いつきました。

きっかけは、秋葉原にある”武装商店”というお店です。

店内では模造刀からマスケット銃のモデルガン、果てはドラゴン殺しなど様々な武器を取り扱っていて、ある界隈では有名なお店だそうで。

 

もしも、武装商店異世界のダンジョンの近くで営業していたら?

これが今回のアイデアの出発点となりました。

 

(最初のアイデア

・主人公は武器や道具を作る何らかの力をもって異世界にやってきた。

異世界で店を開いて冒険者から素材を買い取り、代わりに武器を渡す。

 

ですが、このアイデアにはいくつも疑問点が存在します。

疑問.1:武器や道具を作る力とは?

疑問.2:どうやって異世界に来た?

疑問.3:店を開く理由は?

 

今度はこれらの疑問に答えるアイデアが必要です。

ここでもしばらく悩みました。特に、異世界転移を行うための方法論が神様以外にうまく思いつかない事が一番の問題点でした。

 

これを解決するために異世界転移についてどんなパターンがあるのか調べましたが、そこで使えると思ったのが、スペースオペラの古典ともいわれる”火星のプリンセス”です。

内容を読んだことはないのですが、Wikipediaによると、主人公が火星にトリップして現地で冒険するといったあらすじだそうです。

ここで重要なのは、はるか遠くの惑星に転移するというアイデアです。つまり、元の生活圏と隔絶した場所に移動したらそれはもう実質異世界転移なのではないか?というアイデアです。

 

このアイデアを導入すると先ほどの疑問にすっきり答えられる回答が得られました。

すなわち、

 

疑問.1:武器や道具を作る力とは?

解.未来の工作機械や3Dプリンター。魔物の素材を原料にして機械を作ることができる。

疑問.2:どうやって異世界に来た?

解.ワープ航行中の事故によって飛ばされてきた。

疑問.3:店を開く理由は?

解.宇宙船を直すための素材を、効率よく現地の住人に集めてもらうため。

 

従って、この時点でのアイデアは次の通りです。

 

(第二のアイデア

・主人公は宇宙船乗り。ワープ中に事故があって、工作機械などをもったまま技術が中世レベルの惑星に不時着した。

・主人公は宇宙船を直すため、異世界で店を開いて冒険者から素材を買い取り、代わりに武器を渡す。

 

さらに、僕はドラゴン転生とかも好きなので、できれば主人公は人間以外の何かになってもらいたい。出来れば、どんどん自己強化して強くなっていくような要素も欲しい。

ここまでに組み立てたアイデアとこの制約を前提に、何かいいアイデアはないかと考えた時、”煉獄”という昔あったpspのゲームを思い出しました。

そのゲームは人造人間が敵から奪った部品で自分を強化しながら塔を登っていくというゲームでして、異形かつハック&スラッシュの要件を大いに満たしているわけです。

 

そして、この着想を利用するために関連するいくつかのアイデアを調整した結果。

主人公は不時着のショックで冷凍睡眠から戻れなくなり、意思による遠隔操作で船外作業用のロボットを操り、中世ファンタジー世界を冒険していく。というアイデアに帰結しました。

 

以上の過程をたどって、 

最終的にアイデアをまとめた物語のコンセプトは次のようになりました。

 

(最終的なコンセプト)

未来の宇宙船乗りが未知の惑星に不時着して、目覚めると機械の体だった。主人公は自分を改造しながら船と本来の肉体を直す資源を手に入れるために、惑星の中世ファンタジー世界で戦う。

 

出発点としては上々だと思います。後の作業で変更や修正はどんどん加えられるべきではありますが、物語の方向性はこれで固まりました。