黒甜楼の制作活動誌:インディーズ電子書籍

インディーズでライトノベルの電子書籍出版を目指して活動中

小説制作記_②ジャンル,テーマ_H30/8/19

はいどうも黒甜楼主です。

 

小説製作記第二回始めていきたいと思います。

 

前回は小説のアイデアを構築していく作業を行いました。

今回はアイデアを元に物語のジャンルそしてテーマを決めていく作業についてまとめていきます。

 

まずはテーマです。

小説執筆指南品などでは、割と著者によって定義がぶれているように感じるテーマですが、私のブログにおいてはテーマとは次の三種類の概念からなるものとして定義したいと思います。

 

①小説で実現したい状況

②小説で表現したい感情

③小説で主張したい意見

 

それぞれについて例と執筆中の小説における該当テーマを挙げると、

①は物語の中の世界で発生させたいシチュエーション、例えば窮地に陥ったヒロインを助けるとか、圧倒的な力を持って無双するとかに相当します。

今回の小説で言えば高い技術力を持ってそうな生活の中で必要に迫られて技術チートを行う事が該当し、概ね事前に考えたアイデアは私の場合ここの部分であることが多いように感じています。

 

②は物語の中で読者に感じさせたい感情です。例えば大成功を収めて得意満面になるとか、ヒロインの気持ちが分からなくてドキドキするとかに相当し、感情を揺さぶるための装置である小説にどのような感情を出力させるかを決めます。

今回の小説で言えば未知に取り囲まれる不安。元いた場所には戻れないという絶望。そして、ここでも生きていけるという希望。さらには、成功を目指す決意とか成功した時の喜び、そして何より仲間との楽しさを表現することにしました。

 

③は物語を通して主張、あるいは提案したい意見に相当します。抽象的な例を挙げると、たとえばこんな生き方はどうだろうか、人はこの世に生きるべきであるという意見だったり、あるいは人生で大切なのは勇気と思いやりの心であるなどと言った意見が相当します。物語はこの意味におけるテーマに沿って展開し、私はこのテーマこそが物語を他の何よりも先導するものであると考えています。また、最も一般的なテーマの定義はこの③であることが多いように思います。

小説を読む前にこれが分かってしまうと興ざめなので、今回の小説におけるこの”テーマ”は伏せておきたいと思います。

 

以上、テーマを3つの観点から分類して、執筆中の小説についてそれぞれテーマを設定しました。

 

正直、どのように決めたのかと言われると、、テーマに関しては自分がそうしたかったからとしか言いようがないと言いますか。

前回のアイデアもそうですが、この辺りは公式を使って正解を導き出すというよりも、どのような問題に取り組むかを自らのセンスに基づいて決定する段階であるので、あまり手続きを定量化できるものではないという風に思います。

 

ともあれ、今回はこのような概念があることを認識したうえで検討し、内容を決定しました。




次にもう一つ、物語の”ジャンル”を決定します。

 

私はジャンルに関しては 、ブレイク・スナイダ―氏による脚本の執筆指南本である

”SAVETHECATの法則”という本にかかれた物語のジャンル分類を利用しています。

同書では、映画の”ストーリー展開”に着目したジャンルの分類分けをしていて、どの物語もベースは10の分類のどれかに当てはまると主張しています。

物語をジャンルで分類してしまうと、いかにもテンプレ的な物語しか書けなくなるような気がしてきます。しかしスナイダーは、この段階で自分の物語のジャンルを認識しておくことで、むしろ自由に自分の物語を発展させられるようになると考えており、私もこの段階で類型化されたジャンルから1つを選ぶようにしています。

 

ちなみに、今回の小説で採用したジャンルは”魔法のランプ”でした。



さて、以上が小説制作記第二回、テーマとジャンルに関する手順のまとめでした。

 

今回挙げた”SAVETHECATの法則”もそうですが、私の執筆戦略は多くの部分で先人たちの指南本に基づいておりますので、今後も同様に紹介していきたいと思います。